長崎の撮影には苦労しました、何年も情報を得ようとしましたが、どの資料にも長崎の民家は見当たらず、県の文化財に尋ねても「有りません」の一言のみ、2008に再度文化財課に問い合わせた所、「県内には見当たりませんが市内に文化財の本田家の他、○○町に民間の茅葺きの民家が有るらしいが場所は分らない」との話。
早速長崎の町へ行きましたが､分らない家を探すのは大変 交番、郵便屋さん、物売りのおばさん、その友達、その人のご主人、紹介されたクリーニング店 のリレーでやっとたどり着きましたが留守、夕方まで待って翌朝再度訪ねましたが留守、昼近くまで待って居ると近所の方が気の毒に思ったのか、「この家は当分留守、鍵は私が預かって居るから庭だけなら」と撮影させて下さった。７人の方の親切の連なった貴重な写真ですが他言しない約束をしましたので、この場では一枚瓦の棟のみにさせて頂きました。