秋田市周辺奥羽本線沿いには1960年頃、中門の屋根とスス窓の美しい民家が並んで居ると研究者の本で見たので、 張り切って行きましたが1972年頃すでに茅葺き民家を見るのは難しく何も発見出来ませんでした。
文化財の家は素通りして男鹿半島へ向かった結果も結局空振り一軒も撮れませんでした。
一泊して秋田市から雄物川を遡ると雄和町妙法で見事な中門造り民家の集落に出会う事が出来ました。 田沢湖温泉孫六の湯は全て茅葺きで情緒たっぷり、お婆ちゃん達と混浴で入浴風景など撮らせて貰いました。

2006年秋、大曲花火見物の帰り角館、田沢湖町周辺にて１日で５軒、横手市郊外にて３軒のまだ住んで 生活している、民家に出会いました。じっくり探せばまだ綺麗な民家に会えると思います。

新幹線がまだ無かった1975年頃夜行列車で、立派な身なりで当時の総理大臣を「君」呼ばわりする紳士に 貴方なら特別に南アジア某国の大統領極秘プランで石油利権が手に入る計画に加えてあげるから 資金を出しなさいと秋田まで一晩中口説かれ、睡眠不足になってしまった「あほ」な事を思い出します。