石 川
北前舟による日本海交易は蒸気船と鉄道の出現で終わりましたが、長い歴史に風待ち湊として栄えた 日本海沿岸や能登半島の各所には情緒ある町家や豪華な民家が有りました。 特に能登半島先端部には五百年来の上げ浜塩田、冬季日本海の荒波が作る「波の花」や、烈風が虎落笛 (もがりぶえ)となって聞こえて来そうな間垣(柴垣)に囲まれた民家が特異でした。 |
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珠洲市清水町 (1968.5) |
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珠洲市高屋町 (1968.5) |
富 山
富山の民家形式は島根県揖斐川周辺の「築地松」、関東利根川周辺の「屋敷林」宮城北上川周辺の「いぐね」と同じ
散居村形式「かいにょ」の森にに守られた民家です、砺波平野の水田に広く点在する民家の姿は独特の美しさです。 |
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平村菅沼 (1968.5) |
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平村相倉 (2000.5) |
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砺波市 (2012.7) |
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佐伯家 高岡市福岡町 (2012.7) |
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武田家 高岡市太田 (2012.7) |
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浮田家 富山市太田南町 (2012.7) |