人が雨をしのぎ、寒さから守る為に周囲の自然の材料を利用して生活の場を囲うのは世界中何処でも同じ発想で有った。
草木の葉、木、枝、平らな石、動物の皮等いろいろ用いられたが、日本では簡単にしかも大量に入手出きる自然の材料、
繊維が長く硬くて丈夫な、葦や萱が主流になった。 |
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北海道の先住民アイヌの人たちの草葺の
民家は観光に訪れ方達にはお馴染みの住居の姿である。 |
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函館市内から7〜8キロの亀田郡七飯町とその周辺には 1980年頃まだ北海道らしい姿の民家が残っていた、 屋根の形は寄棟が多かったが、寒さ対策の二十扉の入り口 雪囲いの様に薪を積み上げた家を多く見た。 |
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函館周辺の民家の特徴を出した民家、 二重扉、長い煙突と梯子、 燃料のドラム缶、 入り口のカーブは中門風、 秋田衆の仕事か? |
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板棟の棟仕舞いは津軽衆の仕事か? |